財団法人 総合初等教育研究所

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学習指導に対する教員の意識調査

 

I.実施の概要

1.調査の趣旨と目的

(1)令和4年度は、学習指導要領が小学校において全面実施されて3年目にあたる。学習指導要領が示したさまざまな教育課題に基づく学習指導が、各学校においてどのように実施されているのか。教員は新しい学習指導の課題に対して、どのような意識をもって実践しているのか。これら教育課程の実施上の課題を把握することにより、今後の教育活動の充実に資するための情報を得る。

(2)「指導と評価の一体化」「カリキュラム・マネジメントの推進」など、学習評価が課題になっている。わが国において長く教科教材として使用されてきた「ぺ−パーテスト」に焦点を当て、その作成と使用の状況を』把握し、ペーパーテストの今後のあり方を検討する基礎資料を得る。

2.調査の内容と実施方法

(1)調査内容

学習指導等の課題に関すること(Q1〜Q7)

  • 学習指導要領等が示した課題に対する取り組み状況
  • 学習指導に時間的なゆとりをもたせる手だて
  • 英語科及び英語活動の指導体制
  • 学校の働き方改革に関すること

教育のICT化に関すること(Q8〜Q10)

  • デジタル教科書に関すること
  • 教育のデジタル化のメリットとデメリット

ペーパーテストの使用状況に関すること(Q11〜Q18)

  • ペーパーテストの自作状況
  • 市販テストの使用状況
  • これからのペーパーテストの形態

(2)調査方法

実施時期: 2023年(令和5年)2月18日〜3月31日
*予備調査2022年(令和4年)6月〜9月
調査方法: 研究所HPからインターネット(Google Forms)上で回答
*一部質問紙郵送で回答
有効回答者: 212名

3.調査結果

調査報告書のPDFデータを開いてご確認ください。
『学習指導に対する教員の意識調査』報告書

<報告書の内容>

1 調査実施の概要

2 調査結果の概要

  • 学習指導要領の趣旨を踏まえた学習指導
  • 教育のICT化への対応
  • ペーパーテストの使用状況

3 調査の結果

  • 学習指導要領の趣旨を踏まえた学習指導
  • 学習指導要領が示した課題への取り組み
  • 学習指導にゆとりをもたせる手だて
  • 英語科及び英語活動の指導体制
  • 学校の働き方改革
  • 教員のICT化への対応
  • ペーパーテストの使用状況
  • 自作テストの作成
  • 市販テストの使用

4 調査結果から見えてきた今後の課題

  • ◆資料編(調査質問紙)